クレジットカード決済を安く店舗に導入するには、モバイル決済がおすすめです。
最近人気のモバイル決済は、スマートフォンやタブレットを使うので、大がかりな機器を購入する必要がありません。
導入費用が安く抑えられる上、決済手数料も低く設定されています。
しかし、決済手数料以外にもかかる費用はあるし、どのモバイル決済を選べば、よりお得にクレジットカード決済が導入できるのか気になるところではないでしょうか。
このページでは、モバイル決済の
- 導入費用
- ランニングコスト
について解説します。
モバイル決済導入時の費用
モバイル決済を利用する時に必要な物は、次の3点です。
- スマートフォン or タブレット(必須)
- カードリーダー(必須)
- レシートプリンタ
このうち、スマートフォンやタブレットは、手持ちで使えるものがあれば、それを使ってもOKです。
ただ、中には、対応していない機種もあります。
例えば、AirペイやおてがるPayは、iPhoneかiPadなら使えるけど、Androidでは使えません。
STORES 決済 も、電子マネーの決済はAndroidではできません(クレジットカード決済はAndroidでもi-OSでもできます)。
POSレジアプリもAndroidでは限られたものしか使えないなど、結構不自由です。
ちなみに、Android端末を利用する場合は、Squareがいいでしょう。
ただ、Androidでも機種によっては対応していないものもあります。
対応端末は使う決済サービスによって違うので、各サイトのヘルプコーナーやQ&Aページに掲載されている対応端末をチェックしてください。
カードリーダーが無料のキャンペーンを利用しよう!
モバイル決済各社では、新規契約の方を対象に、カードリーダー無料キャンペーンが実施されています。
実施している時期によって、キャンペーンの対象条件が異なり、「〇〇円以上の決済を行うこと」など、利用金額が条件になっている場合もあります。
2021年2月現在では、各社のキャンペーンの主な条件は次の通りです。
おてがるpayの今回のキャンペーンでは、カードリーダーだけでなく、プリンタも無料でもらえます。
この表に書かれている事以外にも、アカウントを作って決められた手順通りに手続きを行うなど、若干の注意点はありますが、条件が厳しくないものがほとんどなので、カードリーダーを無料で手に入れることは難しくありません。
下記のページで、各社の最新のキャンペーン情報をまとめています。
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モバイル決済導入キャンペーン比較【2021年2月版】条件に注意!Square・Airペイ・STORES 決済・おてがるPay・楽天ペイ
カードリーダー無料など最新キャンペーンまとめ このページでは、これからモバイル決済を導入する方に向けて、カードリーダー端末をお得に手に入れるための最新情報をご紹介しています。 モバイル決済は併用できる ...
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ココがポイント
キャンペーンは、条件がゆるいものが多い。各社の最新情報を確認の上、申込をしよう。
キャンペーンの内容だけでなく、使うタブレットが対応端末かどうかなども忘れずにチェック!
Airペイ・おてがるPayは、Androidに対応していません。導入の際は、各社サイトの対応端末についてのページで、ご自分のタブレットが使えるかどうかの確認をお願いします。
レシートプリンタが無くてもモバイル決済は可能
モバイル決済は、メールで電子レシートを送ることができ、レシートプリンタなしでも使うことができます。
小規模の店舗では、少なからずプリンタなしで使っている店舗もあります。
ただし、おてがるPayは電子レシートが発行できないので、プリンタが必要です。キャンペーンでプリンタが無料になっていることもあるのでチェックしてみましょう。
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レシートプリンターがない店舗の対処法~紙の控えが欲しいと言われたら
スマホと連動してクレジットカード決済ができるSquareやAirペイ、Coineyなどのモバイル決済では、電子レシートが発行できます(おてがるPayは電子レシート非対応でレシートプリンタが必要です)。 ...
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モバイル決済の手数料は?ランニングコスト
モバイル決済は、月々の固定費はかかりません。
しかし、クレジットカード決済の加盟店には、決済のたびに、その何パーセントかをひかれる決済手数料がかかります。
決済手数料は横並び
従来のクレジットカード決済に比べると安いと言われるモバイル決済の決済手数料は次の通りです。
スマートフォンで表を見る時は、横にスクロールしてください
手数料比較 | Square | Airペイ | 楽天ペイ | STORES 決済 | おてがるPay |
VISA | 3.25% | 3.24% | 3.24% | 3.24% | 3.24% |
MastercardR | 3.25% | 3.24% | 3.24% | 3.24% | 3.24% |
American Express | 3.25% | 3.24% | 3.24% | 3.24% | 3.74% |
Diners Club | 3.25% | 3.74% | 3.74% | 3.74% | 3.74% |
Discover | 3.25% | 3.74% | 3.74% | 3.74% | 3.74% |
JCB | 3.95% | 3.74% | 3.74% | 3.74% | 3.74% |
Squareだけ、少し料率が違いますが、大差なく、ほぼ横並びと言えます。
入金手数料(振込手数料)が安いのはSquareとAirペイ
クレジットカード決済をした売上金は、後日、指定した自分の銀行口座に振り込まれます。
その振込の手数料は、どのようになっているか見てみましょう。
Square・Airペイ。おてがるpayは無料です。
楽天ペイは、楽天銀行を振込指定口座にしていれば無料ですが、その他の銀行だと330円かかります。
STORES 決済 は、10万円未満だと200円かかりますが、自動振り込みと手動振込どちらか選ぶことができるので、売上金が10万円に満たない場合は、手動振込にして、10万円を超えたら振込依頼をするようにすると手数料が無料になります。
ちなみに、Airペイはゆうちょ銀行は登録できないので気を付けて下さい。
カードリーダー代の買い替えにかかる費用は?
カードリーダーは、各社のオンラインサイトで、専用の物が販売されています。
新規の場合は、キャンペーンなどでカードリーダーを無料で手に入れることができても、故障により、数年経ったら買い替えが必要になる場合があります。
経年劣化による故障の買い替えは実費ですので、カードリーダーがどれくらいかもチェックしておきましょう。
現在、各社のカードリーダーの税込価格は以下のとおりです。
Squareのカードリーダーは、他社の半額以下と、かなり安いです。
カードリーダーは、ある種消耗品ですので、故障による買い替えが必要になることもあります。
初回はキャンペーンでお得に手に入ったとしても、買い替えは実費がかかりますから、元々の値段が安い方が助かります。
Squareのカードリーダーが安い要因は、本人認証がサインのみで、暗証番号入力用のテンキーがない仕様が関係していると思われますが、見た目としては、スタイリッシュでかっこいいデザインに仕上がっています。
おしゃれな店内の雰囲気にマッチするのも人気の一因になっています。
まとめ
導入費用を安く抑えるには、各社のキャンペーンを利用して、カードリーダーを無料で手に入れることができます。
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モバイル決済導入キャンペーン比較【2021年2月版】条件に注意!Square・Airペイ・STORES 決済・おてがるPay・楽天ペイ
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ランニングコストを抑えるには、決済手数料は各社それほど変わらないので、入金手数料に注目すると、入金手数料が無料のSquare・Airペイがおすすめです。
Squareは、元々カードリーダー代が安いので、買い替えの時も負担が少なくてすむというメリットもあります。
以上、費用をかけずにモバイル決済を導入したい方に、おすすめのモバイル決済をご紹介しました。
その他、使い勝手などの口コミをまとめたページもあるので、よかったらそちらもご覧ください。
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各社の特徴をまとめた比較表はこちら