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Square予約は無料でお店専用のオンライン予約サイトを作成、予約の受付と管理ができる
Square 予約は、パソコン、タブレット、スマートフォンなど、ウェブブラウザを使用できる環境があればどんな端末でも、オーナーやスタッフがどこにいても、予約カレンダーにアクセスすることができます。
iOS・Androidどちらにも対応したSquare予約の無料アプリをインストールしてスマホやタブレットでも使え、パソコンでは、Squareデータにログインして使います。
定期的な予約にも対応し、顧客管理機能、お客様へのリマインダー機能もあり、InstagramやFacebook、「Googleで予約」といった外部サービスから予約を受け付けることもできます。
Square予約は、「サービスごとの所要時間」・「予約受付できない時間帯の設定」など、細かい設定ができ、予約を自動受付したくない場合は、手動設定にして予約が入るたびに受けるかどうか選ぶこともできるなど、事業や実務にあわせた運営ができます。
Square予約の料金-無料と有料の違い
Square予約は、無料プランと有料プランがあります。
有料プランは主に複数店舗の管理をしたい方向けです。
予約プラン | 料金 | 店舗登録 | スタッフ登録 |
---|---|---|---|
無料 | 1店舗の月額0円 | 1店舗のみ | 無制限 |
プラス | 1店舗あたり月額3,000円 | 無制限 | 無制限 |
プレミアム | 1店舗あたり月額8,000円 | 無制限 | 無制限 |
無料プランは、Squareのキャッシュレス決済機能を使った場合のみ決済手数料がかかりますが、その他の費用はかかりません。キャッシュレス決済は使わなくてもSquare予約は利用できます。
どんな時に決済機能を使うの?
Square予約は事前決済にも対応しています。
事前決済の設定をすれば、お客様が予約の際に、キャッシュレス決済で支払を済ませることができます。
Square予約はSquareの決済サービスと連携しているので、予約サイトにも簡単にキャッシュレス決済を導入できます(キャッシュレス決済の利用の際、加盟店審査があります)。
Square予約は、無料プランでも使える機能は充実しており、予約件数無制限、顧客登録も無制限、自動予約リマインダーの設定で、予約が近くなったことをメールやSMSでお客さまにお知らせする機能もあります。
有料プランは複数店舗の管理ができ、キャンセル料の徴収も可能です。
プランによる細かい機能の違いは公式サイトで確認してください。
Square予約どんな業種で使える?
- 美容院
- ネイルサロン
- エステ
- 整体・整骨院
- フィットネス
- パーソナルトレーニング
- 語学スクール
- 訪問型サービス
など、様々な業種で利用できます。
Square予約は店にあった使い方ができる設定が可能
Square予約を始める時のおおまかな流れは、
- アカウントの登録
- 事業情報の入力
- スタッフの登録
- サービスの登録
- 予約に関する設定
といった感じです。
Square予約は様々な業種で利用できる予約システムですが、実務に合った予約の受付や管理するための設定ができるのか気になる所だと思います。
ここでは、初めの方の登録については省略して、実務で重要なポイントになる予約設定に関する主な機能を、実際の設定画面とともに解説します。
予約時間を細かく設定できる
Square予約では、予約可能時間を細かく設定できます。
デフォルトでは、ビジネスのプロフィールに登録された営業時間が、自動的に予約可能な時間帯になりますが、スタッフごとに予約可能日時を変更したり、指名がないお客様に空いているスタッフを自動的に割り当てることもできます。
別の業務などで営業時間中に予約に対応できない時間帯ができたら、ブロックすることも可能です。
また、例えば、予約を受けた時間の後30分は片付けや準備に回すために予約を受けたくない場合も、サービス登録の際にあらかじめブロックする時間を登録しておくこともできます(下記の「時間延長をブロック」で設定)。
予約締切の設定
予約を済ませておくべき時間が設定できます。
例えば、
- 電話予約と併用のために、当日のオンラインの予約は早めに締め切りたい
- 予約数に応じた準備があるため、4週間前には予約を締め切りたい
こんなケースでも、予約の受付期限が1時間~4週間の中から選んで設定できる(「なし」で設定することも可能)ので、事業にあった受付締切が設定できます。
Square管理画面の「設定」→「カレンダーと予約」の項目で設定できます。
サービスごとに所要時間を設定
サービスごとに、所要時間が変更できます。
Square予約の管理画面→「サービス」で、サービスを作成し、サービスごとに所要時間が設定できます。
また、ひとつのサービスで複数のバリエーションを登録することもでき、例えば、初めてのお客さんと2回目以降のお客さんの所要時間を変えて登録することもできます。
最短は5分、最長は24時間55分で設定できます。
予約の自動受付or承認制の設定
Square予約では、自動で予約を受付するか、予約ごとに受けるかどうか手動で決めるか、どちらかに設定することができます。
Square管理画面の「設定」→「カレンダーと予約」の項目で設定できます。
顧客自身が変更&キャンセルできる締切時間の設定
予約したお客様による、予約の変更・キャンセルにも対応しています。
ネット上の操作で予約変更やキャンセルができるので、無断キャンセルのリスクを減らせるかもしれません。
Square予約では、客自身のキャンセルや変更を受け付けるかどうか設定でき、どれくらい前までにキャンセルしなくてはいけないか設定することができます。
Square予約の管理画面の「設定」→「カレンダーと予約」の項目で設定できます。
お客様を予約ページに誘導する-使い方がカンタン
予約を受付けるための設定が終わり、Square予約の管理画面の「オンライン予約」-「チャンネル」から「オンライン予約を有効にする」をオンにすると、作成された予約専用サイトが公開されます。
Square予約は、予約サイトを作った後、既存のホームページやSNSなどから、お客様を予約ページに誘導するためのリンクやボタンの設置がしやすい仕様になっています。
また、Square予約と同期する予約機能を備えたホームページを無料で作ることもできます。
Squareオンラインビジネスで作ったウェブページに予約画面を表示
ホームページがない場合、無料でネットショップが作れるオンラインツール、Squareオンラインビジネスを使ってホームページを作り、予約を受け付けたり商品を販売することも可能です。
Squareオンラインビジネスからの予約は、Square予約と同期されます。
ホームページに予約ボタンを追加したり埋め込み表示ができる
すでにホームページを持っている場合、Square予約で作成された予約サイトのURLのリンクを追加して、ホームページから予約ページに誘導となりますが、Square予約の管理画面上で、好みの色や形を指定して予約ボタンを作ることもできます。
また、Square予約の管理画面に表示される埋め込みコードをコピーして、自分のホームページに張りつけると、自サイトに予約フローを表示させることも可能です。
Instagramから誘導
Instagramのビジネスプロフィールに、予約ボタンを追加して、お客さまからの予約を受付できます。
Googleで予約
Google検索・Googleマップで表示される「Googleで予約」に、予約ページのリンクを追加してお客様を誘導できます。
オンライン予約サイトのQRコードを作成する
Square予約の管理画面の[オンライン予約] > [設定] の中の、[予約サイトのQRコード] からQRコードが入手できます。
チラシやメンバーズカードなどに印刷してお客様に渡しておけば、お客様はコードをスキャンするだけで予約画面にアクセスできます。
予約する側の使いやすさは?
これまで店舗側で行うSquare予約の設定や使い方について解説してきましたが、ユーザーが予約する際に、どんな手順で予約できるかについても解説します。
ユーザーが予約を取る場合のステップ
step
1サービスを選択
予約フローにアクセスして、予約したいサービスを選びます。
step
2日時を選択
step
3キャンセルポリシーを読んで予約ボタンを押す
予約が確定すると、自動でショートメールやEメールが送信され、予約内容が確認できます。
予約のキャンセル・変更したい場合は、予約完了メールのリンクから手続きできるようになっています。
step
4カレンダーに追加・Twitterでシェアボタン表示
「カレンダーに追加する」「Twitterでシェアする」のボタンの下には、予約の変更・キャンセル、新しい予約の作成ができるように表示されます。
ここで、「カレンダーに追加」を押すと、予定を登録したいカレンダーの選択画面になります。
ユーザーがスムーズにカレンダーに登録できるようになっています。
カレンダーにユーザーが登録すれば、予定を忘れにくくていいですね。
step
4ユーザーにリマインダーが届く
予約日時が近づくと、設定にもとづいて、お客様にショートメールやEメールでリマインダー通知が送信されます。
リマインダーの送信のタイミングは店舗側で設定を変更できます。
まとめ
Square予約は無料プランでもかなりの機能があり、幅広い事業に使えそうです。
無料で始められるので、実際にさわってみて、自分の事業に合うかどうか試せるのもありがたいですね。