個人事業主のキャッシュレス店舗導入~自営業のための主要モバイル決済比較、評判・口コミ・キャンペーン情報まとめ

モバイル決済比較と口コミ ~2024年クレジットカードおすすめ店舗導入

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コラム

レシートプリンターがない店舗の対処法~紙の控えが欲しいと言われたら

レシートプリンター買っていない店舗の対処法

SquareAirペイSTORES決済などのモバイル決済サービスで は、電子レシートが発行できます。(注)J-MupsⅡPocket(旧おてがるPay)は電子レシート非対応でレシートプリンタが必要です

お客様のEメールSMSに電子レシートが送信できるサービスでは、レシートプリンターの購入はオプション扱いとなります。

レシートプリンターは、値段が少し高めのものが多く、レシートプリンター無しでキャッシュレス決済を導入する店舗もめずらしくありません。

ただ、「紙でレシートもらえないなんて、何だか心配」と、お客様によっては不審がられる懸念もありますよね。

レシートプリンターを買わずにキャッシュレス決済を導入した店舗が、「紙のレシートが欲しい」と言われた時にの対応について私の経験をふまえてご紹介します。

またクレジットカードだけでなく、PayPayなどのレシートが出ないQRコード決済電子マネーの決済にも、応用できると思います。

(PayPayでキャッシュレス決済データを連携させてレシートを発行するには、決済代行会社経由で契約する必要がります。例えば、Square経由でPayPayを決済し、レシートプリンターを購入してレシートを発行するなど)

キャッシュレス専用のレシートプリンターを買わなくても問題なし

こちらは、キャッシュレス決済を導入した方の口コミです。

導入して4ヶ月 
レシートプリンターなしでもなんとかなってるわ 
電子レシートも面倒なんだろうな利用者ゼロだわ

実際、私の店舗でも、カード決済用のレシートプリンタは使っていません。

クレジットカード決済はSquareで行い、もともと現金会計で使っていたカシオのレジスターがあるので、それで紙のレシートを出して渡しています。

そのレジは「信用取引」ボタンがあるので、それを使って現金会計ではないとレシート上では分かります。

そして、「クレジットカード」のハンコを押して分かりやすくしています。

ただ、キャッシュレス決済と連動していないので、カード番号の下四桁などは印字されません。

なので、「利用明細が必要でしたら、ショートメールでお送りできるので、よろしければ携帯電話の番号をこちらにどうぞ」

と言って、タブレットの画面を差し出したりしていました。

携帯番号を入れて電子レシートを受け取る人もいますし、「電子レシートはいらないです」と言う人もいます。

どちらかと言うと不要の人が多いので、最近では、紙レシートだけ渡すことが多いです。

クレジットカード用のレシートプリンターがなくても、今のところ特に困ったことはありません。

ちなみに、私がメインで使っているのはSquareです。

Squareは、電子レシートをショートメールEメールで送信できます。

携帯番号の入力だけで送信できるショートメールは、お客さんも入力が簡単で、時間もかからないので便利です。

一方、Eメールは、入力するのに時間がかかったり、お客さん自身もうろ覚えだったりすることもあります。

 

電子レシートを送信する

電子レシートが発行できる決済サービスの場合は、お客様に、「メールでレシートが発行できます」と説明すれば、特に問題ないケースがほとんどです。

ただ、SquareはショートメールでもEメールでも送信できますが、Eメールでしか送れないサービスもあります。

 

各社の電子レシート対応

エアペイ、楽天ペイなどはEメールでしか送信できません。

また、J-MupsⅡPocket(旧おてがるPay)は、電子レシートが発行できずレシートプリンタが必須です。

STORES決済は、基本的にはEメール送信ですが、決済ページにURLコピーボタンがあるので、使っているデバイスからショートメールやSNSにURLをコピペして送ることが可能です。

電子シートがショートメール(SMS)で送れる点では、Squareが使い勝手がよいです。

 

キャッシュレス専用プリンター以外のレジでレシートを出す

キャッシュレス決済専用のプリンターがなくても紙でレシートを渡したい場合は、現金会計で使うレジスターからレシートを発行することもできます。

キャッシュレス決済と連携できないレジスターでレシートを出す場合でも、使っているレジの機械によっては、「クレジットカード」というボタンがあって、レシートにクレジットカード決済と印字されるものもあります。

ですので、クレジットカード払いの時は、現金預かりボタンを押さずに、クレジットカードボタンを押せばOKです。

レジによってボタンは「クレジットカード/決定」であったり「信」(信用取引=クレジットカード決済など)「信用」などの場合もあります。どちらも該当のボタンがない場合は、「掛売」「貸」のボタンがあればそれを使うといいです。

レジの操作

会計の際、レジの現金預かりボタンではなく、

  • クレジットカード
  • 信用
  • 掛売

などのボタンを押す

ただし、キャッシュレス決済とはデータ連携できないので、お客様ご利用控えのような形式にはなりません。

そこで、

「但し クレジットカード利用 JCB(下4桁)」というように、発行される電子レシート番号を記載しておくとベストです(なくてもOKです)。

 

レジスターがない場合は手書きの領収書でもOK

「クレジットカード決済」などと印字されないレジの場合、紙の控えが必要な時は、通常使っているレジのレシートや領収書に、「クレジットカードご利用」と但し書きしたり、「CREDIT」のスタンプを押して対応しているところが多いようです。

クレジットカード決済の領収書

こちらの画像にはありませんが、クレジットカード番号の下4桁を書いておくと、お客様にも分かりやすくていいと思います。

 

クレジットのスタンプを利用

手書きでクレジットカード利用と書くよりも、ゴム印やシャチハタスタンプで「クレジットカードご利用」や「クレジット」印を押す方が、早くて見た目もよいのでおすすめです。

クレジットカードご利用 
領収書の但し書き用 ゴム印【Amazon】

 

 

こういった方法で対処している店舗も実際にあるので、プリンタ購入を迷ったら、まずはプリンタは買わないでキャッシュレス決済を導入し、後でやっぱり必要だなと思った時に、購入してもいいかもしれません。

ちなみに、領収書に「クレジットカード利用」や「CREDIT」など、カード利用と分かるように記載がない場合は、税務上、現金の受け渡しがあった領収書とみなされてしまうので、記入漏れのないように注意しましょう。

なお、クレジットカード決済の場合は、5万円以上の場合でも収入印紙は不要です。

 

クレジットカード利用控え、発行義務はある?

とあるショップで、私がクレジットカードで買い物をした時の話です。

その店は、楽天ペイを使っていました。

普通にカード決済をして、最後に領収書を渡されました。

領収書を受け取って、特に何も思わず帰ったのですが、後から、「そう言えば、電子レシートも紙の利用控えもなくて、領収書だけだったな」と気が付きました。

使用したカードの下四桁などが書かれている物を何も受け取っていませんでした。

また、私が通っている美容院はAirペイを導入しているのですが、カード決済した際に、電子レシートも紙のレシートも渡されませんでした。

たぶん、欲しいと言えば、領収書を書いてくれたのだと思いますが、その美容院では、カード決済の場合は、基本的には何も渡さないという方法を取っていたようです。

実は、利用控えは、絶対に客に渡さなくてはいけないという決まりはないのです。

もらって当然と思いがちですが、クレジットカード利用控えは、必ず発行しなければならないという義務はありません。

ただし、2回払いを超える分割払い・ボーナス払いの場合は、(紙もしくは電子上で)カード控えの発行が義務づけられています。

また、お客様が希望した場合は、1回払いでも発行しなければなりません。

 

紙のレシートが欲しいと言われた時の対策方法まとめ

レシートプリンタを買っていないお店では、

  • 基本的には電子レシートを使う
  • 現金会計で使用しているレジスターでレシート印刷
  • 紙のレシートが欲しいと言われた場合は、領収書を書く(決済方法を明記)

 

プリンタ内蔵型のキャッシュレス端末も検討してみよう

「紙のレシートを発行したいけど、レシートプリンタを買うと、高くつくから嫌だな」

という人は、プリンタ内蔵型のマルチ決済端末を導入するのも一つの手段です。

マルチ決済端末Squareターミナル 
Squareターミナル

プリンター・カードリーダー・POSレジが組み込まれたSquareのオールインワン端末「Squareターミナル」は、クレジットカード・電子マネー・PayPayの決済がこれ1台で可能です(加盟店審査があるので、審査通過後に決済端末はご購入ください。審査は、キャッシュレスの種類ごとに順次行われます)。

1台の機器で決済が完結するので機器同士の相性を気にする必要がなく、スマホやタブレットも必要ありません。

機械は苦手という人にもおすすめです。

ただし、Square経由でPayPayを利用した場合、直接契約するよりも決済手数料が高くなります。入金サイクルが早くなるといったメリットもあるので検討してみてください。

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