個人事業主のキャッシュレス店舗導入~自営業のための主要モバイル決済比較、評判・口コミ・キャンペーン情報まとめ

モバイル決済比較と口コミ ~2024年クレジットカードおすすめ店舗導入

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コラム

エステ・個人自宅サロンで回数券使えるおすすめクレジットカード決済導入はSquare・エアペイ

エステのクレカ導入おすすめ

エステ店や個人自宅サロンは、客単価が高めで、クレジットカードの需要が多い業種のひとつです。

顧客側もカード払いでポイントが貯められるなどのメリットがあり、店舗側も、現金の持ち合わせがない方にも追加サービスを促すなど、売上アップのチャンスが見込めるメリットがあります。

しかしながら、エステ店等がクレジットカードを導入しようとしても、加盟店審査で落とされるケースがあります。

また、個人のプライベートサロンやネイルサロンなどのような小規模の店の場合、導入費用や運用費が負担となり、なかなか導入に踏み切れない方もいると思います。

このページでは、個人のエステ店などにも導入しやすい、費用が安く、審査が通りやすいクレジットカード決済サービスをご紹介します。

結論から言うと、一番のおすすめは、Squareです。

AirPAY も、以前よりもエステで使いやすくなりました。

他社と比べながら、それぞれ、詳しく解説します。

 

エステ店はカード決済の加盟店審査が厳しい

エステは特定商取引法の規制対象となる「特定継続的役務提供」のサービスが含まれる業種のため、クレジットカード加盟店審査が厳しい側面があります。

特定継続的役務提供とは

「特定継続的役務」とは、政令で定める「特定継続的役務」(※)を、一定期間を超える期間に渡り、一定金額を超える対価を受け取って提供することを意味します。 これには役務提供を受ける権利の販売も含まれ、「特定権利販売」と呼ばれます。 上記要件に該当すれば、店頭契約も規制対象となります。

(※)「特定継続的役務」とは、役務提供を受ける者の身体の美化、知識・技能の向上などの目的を実現させることをもって誘引されるが、その目的の実現が確実でないという特徴を持つ有償の役務のことを意味します。

特定商取引法ガイドより引用

長期・継続的な役務提供の中でも、トラブルが起こりやすい以下の高額な対価を要する7つの役務は、「特定継続的役務提供」の対象となり、契約内容の明示や中途解約を、特定商取引に関する法律にのっとった形で行うように、規制が設けられています。

特定継続的役務の対象となる業種

  • エステティック
  • 美容医療
  • 語学教育
  • 学習塾
  • 家庭教師
  • パソコン教室
  • 結婚相手紹介サービス

以上の業種で、政令で業種ごとに定められた金額や期間を超えるものが「特定継続的役務提供」にあたります。

これらのサービスは、身体の美化、知識・技能の向上などを目的としていますが、その実現が確実でないという特徴があります。

料金が高いのに、目的が達せられないこともあるので、「特定商取引に関する法律」ではトラブルを防ぐために、役務ごとに、金額や期間があてはまるものについては、規制やクーリングオフ制度を設けています。

クレジットカード業界でも、特定継続的役務は審査が厳しく、使用を認めないクレジットカード会社も少なくありません。

エステティックにおいて、特定継続的役務提供にあたるのは、

  1. 期間が1ヶ月を超えるもの
  2. 金額が5万円を超えるもの

となっています。

(特定継続的役務の詳細や、その審査については、「役務提供(エステ・美容医療・塾・家庭教師・結婚相手紹介など)のクレジットカード決済導入~審査の難易度比較」に詳しく書いているので、そちらをご覧ください)

 

エステでクレジットカード決済を導入するには?

回数券やコースの金額や期間の設定に注意する

ほとんどのカード会社は、特定継続的役務(一定の期間や金額を超えるもの)の取引でのクレジットカード決済を禁止しています。

エステは、期間は1ヶ月を超えるもの、金額は5万円を超えるものが「特定継続的役務」になります。

コース料金や回数券が、1ヶ月を超えたり、5万円以上になると、クレジットカード加盟店の審査が難しくなることを覚えておいてください。

そこで、エステでクレジットカードを導入するなら、コース料金・回数券を、特定継続的役務として指定されている期間・金額を超えないように設定するのがおすすめです。

さらに大事なポイントがこちら

継続的役務の決済ができるカード会社を選ぶ

カード決済会社によっては、金額や期間に関わらず、「継続的役務の取引はクレジットカード決済禁止」としているところもあります。

そのような場合、各社の加盟店規約に取引禁止の商材として明記されています。

 

各社の回数券・コース料金の扱い

主要の決済会社の回数券の取り扱いを見てみると、以下のようになっています。

Square

条件付きで可能

特定継続的役務提供は不可、その他の継続的役務提供は5万円以内・1年以内の条件内で可。

5万円を超えても1ヶ月以内なら、VISA/MASTER/American Expressのみ可。

Airペイ

条件付きで可能

特定継続的役務提供は不可、その他の継続的役務は条件付きで可(1年以内、中途解約返金など)

楽天ペイ

不可

特定継続的役務提供、その他の継続的役務のまとめ払いや前払いはNG。都度払いはOK。

STORES 決済 (旧:Coiney)

不可

継続的役務も前払いはNG。サービス提供後なら可。

 

エステ店のクレジットカード決済導入は回数券も使えるSquareがおすすめ

エステ店のクレジットカード導入なら、Square(スクエア)がおすすめです。

キャッシュレス決済のSquareは、加盟店審査が通りやすく、エステ店でも回数券が条件付きながら使える数少ない決済事業者です。

Squareで許可されているエステ店の取引は以下のようになっていて、審査が厳しくなる5万円を超えるものについても、期間が1ヶ月以内であれば、カードブランドは限定されますが決済が可能です。

Squareエステ回数券

Squareは、他社に比べて継続的役務で決済できる条件がゆるいので、エステ店のカード決済に向いています。

おしゃれな外観のカードリーダーも、エステ店向きと言えるかもしれません。

他にも、売上金額の入金手数料が無料であったり、入金のスピードが早い操作が簡単など、使い勝手が良さも魅力です。

 

Squareの料金・手数料

Squareのカードリーダーは4種類。

Squareのカードリーダーは、スマホやタブレットと連動して使うSquareリーダー、レシートプリンターとPOSレジが内蔵されているSquareターミナル、カードリーダーが内蔵された専用iPadスタンドSquareスタンドの3種類があります。

また、カードリーダーがなくても、Android端末で決済ができるTap To Payというサービスもあります。Android端末が対応機種であれば、手持ちのスマホで決済が可能です。

Squareの決済端末

Squareリーダー

Squareリーダー外観

税込4,980円

スマホやタブレットと連動して使うコンパクトなカードリーダー。Android・i-OS対応。 

Squareターミナル

マルチ決済端末Squareターミナル

税込39,980円

これ一台でカード読取・POS機能・レシート印刷が可能。Wi-Fi環境が必要。

Square スタンド

NEWSquareスタンド

税込29,980円

カードリーダー内蔵のi-Padスタンド。お客様に向けて回転できる(iPadはついていません)

Squareレジスター
NEW

Squareレジスター

税込84,980円

カードリーダー内蔵のPOSレジ。対面の2画面でお客様の操作もスムーズ。

決済端末不要、Android端末1台で決済可能「Tap To Pay」登場!

詳しくはこちら→Squareの「Tap To Pay」解説記事

 

\ 公式サイトで詳しく見る /

Squareは、決済手数料(3.25%~)はかかりますが、振込手数料無料で、契約料や解約料はかかりません。

また、対面のキャッシュレス決済には、カードリーダーの購入が必要ですが、他社のカードリーダーが2万円前後が多いのに比べ、Squareリーダーは、7,980円→税込4,980円。

他社よりずっと格安です。

Squareはスマートフォンかタブレットと接続して使い、電子レシートが発行できるので、レシートプリンターの購入は必須ではありません(Squareターミナルはレシートプリンター内蔵)。

Squareの基本情報

入金サイクル

【三井住友銀行orみずほ銀行】翌営業日

【その他の銀行】週1回

振込手数料無料
決済手数料3.25%~
対応決済クレジットカード・交通系電子マネー・ID・QUICPay・PayPay
初期費用不要
月額費用無料

 

他社と比較したSquareの主な特徴

比較表で他社と比べてみる

 

Squareを実際に使った人の感想・評判まとめ記事はこちら

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私の店舗でも、今メインで使っているのはSquareです。

無料のPOSレジが使いやすく、入金が早い、振込手数料が無料といった点が決め手です。

Squareターミナルについてはこちらの記事をお読みください。

Square Terminal解説
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Squareの詳細は公式サイトでご確認ください。

 

Airペイも回数券の利用は条件付きでOK

Airペイは、以前は金額や期間に関わらず複数回の取引の事前決済を禁止していました。しかし、2022年7月1日と11月1日に規約が変わり、条件付きで決済可能となりました。

Airペイは、特定継続的役務提供は決済できないものの、継続的に複数回取引を行う回数券やコース代金でも、サービスの提供完了までに1年を超えないものであれば決済可能です。

条件として、中途解約時の返金についての規定を契約内容に明記すること(中途解約によりサービス未提供となった分については返金することを明記)と、サービス提供前に解約された時は取引代金を全額取消すことが条件となっています。

以前は、前払いは全面的にNGで加盟店審査も厳しかったのですが、規約が変わったため審査の難易度も変わっている可能性があります。

回数券も利用できるエアペイはエステ店にもおすすめです。

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楽天ペイと STORES 決済 は前払いは不可

楽天ペイ

まとめ払いや前払いはNGです。

都度払いしか認められませんので、回数券の利用はできません。

とは言え、回数券を利用しなければ、エステ店でも導入可能です。

実際に、楽天ペイを利用している個人エステ店もあります。

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 STORES 決済 

まとめ払いはOKですが、サービス提供後の決済しか認められていません。

せっかくの回数券、店側としては前払いにして、次回来店もスムーズにしたいところです。

回数券の決済手段としては、他を当たった方がいいでしょう。

都度払いのみであれば、利用可能です。

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各社とのサービスの比較は、モバイル決済比較(最新版)にまとめています。

また、各社が実施しているキャンペーンを利用することで、カードリーダーが実質無料で手に入れられます。(時期やサービス会社によっては無料キャンペーンを実施していない場合もあります)

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また、レシートプリンタについても、モバイル決済は電子レシートが発行できるので、お客様にメールでレシートを送信する場合は、レシートプリンタがなくても使えます。

最低限必要なのは、スマホやタブレット、カードリーダーです。

これだけでも使えますが、紙のレシートが必要な場合は、レシートプリンタを購入してください。

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