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コラム

Square「スマホでタッチ決済」(Tap To Pay )スマホだけでキャッシュレスを導入しよう!

※この記事には一部PRが含まれます

「スマホでタッチ決済」はスマホだけでキャッシュレス導入可能

Squareは、スマホにクレジットカードをタッチするだけで決済受付が可能なTap To Payを2023年9月6日によりAndroid端末を対象に提供を開始し、2024年5月16日には、iPhoneでも利用できるようになりました。

これに伴い、サービス名称も「Tap to Pay on Android」から、「スマホでタッチ決済」に変更になりました。

専用の決済端末不要で、スマートフォンが決済端末代わりとなり、タッチ決済対応のクレジットカードやデビットカード、Apple Payなどのスマホ決済を受付できます。

Squareに申込をして、加盟店審査を通過すれば、無料のSquarePOSレジを使って、すぐに決済の受付が可能です。

小規模店舗の個人事業主や、イベントに参加するサークルなどでも、手軽に費用をかけずにキャッシュレス決済が導入できます。

Squareの「スマホでタッチ決済」について、サービス内容・手数料(費用)・入金サイクル・レシート発行機能・評判など、詳しく解説します。

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タッチ決済とは

タッチ決済とは、クレジットカードの磁気テープやICチップを読み取るのではなく、カードをかざしてタッチするだけで支払いができる非接触型の決済方法のことです。「コンタクトレス決済」とも呼ばれています。

タッチ決済対応のクレジットカード・デビットカード・NFCを搭載したスマホなどを、読取機器にかざしてタッチするだけで支払いが完了する決済です。

タッチ決済対応カードには、タッチ決済対応マークがついています。

タッチ決済対応カードマーク

タッチ決済マーク←タッチ決済対応カードは、このマークがついています

Squareの決済端末(Squareリーダー、Squareターミナル、Squareスタンド、Squareレジスター)は、もともとタッチ決済に対応していましたが、Squareの「スマホでタッチ決済」ではこれらの決済端末は不要で、スマホが決済端末代わりになります。

Squareの決済端末4種

現在流通しているクレジットカードはタッチ決済対応済みが多いですが、タッチ決済機能が普及する前に発行されたカードは、タッチ決済機能がついていません。有効期限を迎えて新しいカードになるタイミングで、タッチ機能つきのカードに切り替えられます。

私が店舗のレジ業務でお客様のクレジットカードを見ている感覚では、9割程度はタッチ決済対応のカードです。

ただ、Squareは、タッチ決済に対応していないカードでも、カード番号を手入力すればカードリーダーなしでも決済できます。

 

タッチ決済はとにかく決済処理が速い

タッチ決済は、とにかく処理スピードが速いです。

スマホのSquarePOSレジアプリ(無料)で、商品を選択あるいは金額を入力してクレジットカードをかざせば、決済はすぐに行われます。

カードをかざしてから決済完了になるまでの処理スピードも、とても速く、私の体感では、カードをかざして1,2秒で、ピーっと決済終了の合図の電子音が鳴ります。

Squareのタッチ決済は、1回あたりの決済金額が15,000円未満であれば、サインや暗証番号は不要で、支払いがスムーズです。

決済限度額について

Squareの取引ごとの決済限度額は、サインが不要なタッチ決済式カードの場合は¥15,000、Apple Payなどのモバイルウォレットの場合は¥9,999,999です。

カードリーダーにセットしたり、暗証番号を入力したり、本人確認のサインをしたりといった手間がなく、かざしてタッチするだけでOKと、操作自体もシンプルで、時間がかかりません。

レジの混雑を避けたいお店や、イベントの物販などに最適です。

 

「スマホでタッチ決済」で受付可能な決済の種類

スマホでタッチ決済で決済可能な支払方法

「スマホでタッチ決済」は、Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discoverブランドのタッチ決済に対応しています。

Squareは導入にかかる日数も早いのが特徴で、新規でSquareに申込した場合、早ければ当日中に加盟店審査の通過のお知らせがメールで届きます。

また、PayPayの加盟店審査をSquare経由で完了すれば、タッチ決済だけではなく、スマートフォンでPayPayの決済を受付することもできます(PayPayはSquarePOSレジに表示されるQRコードを、お客様が読み取るユーザースキャン方式です)。

ただし、Squareではペイペイの決済手数料は3.25%で、PayPayに直接申込をした方が決済手数料は安くなります。

参考記事:【PayPay-ペイペイ】個人事業主・店舗なし・イベント出店・フリマでも導入利用可能

また、Apple Payやその他モバイルウォレットに登録されたクレジットカードは決済可能ですが、電子マネーは決済できません。

 

電子マネー決済には対応していません

Squareの「スマホでタッチ決済」は、今のところ、電子マネー(交通系ICカード、iD、QUICPay)は受付できません。

今後、アップデートで対応可能になるかもしれませんが、現在のところは、非対応です。

電子マネーや、タッチ決済機能がないクレジットカードにも対応したい場合は、「Squareリーダー」などの決済端末が必要です。

Squareリーダーの評判・解説はこちらの記事をご覧ください。

Squareの操作画面
Square(スクエア) 決済のレビュー・口コミ・評判まとめ

続きを見る

 

「スマホでタッチ決済」の費用・決済手数料

Squareの「スマホでタッチ決済」の決済手数料は、カードブランドを問わず一律3.25%です。

Squareの「スマホでタッチ決済」で決済するごとに売上金の3.25%が手数料としてかかり、売上金入金の際に手数料分が差し引かれて振込されます。

 NEW  Squareの決済手数料は2.5%に引き下げ予定 
2024年11月1日より、日本の対象企業向けにVISAおよびMasterCardの対面でのカード決済手数料を3.25%から2.5%に引き下げることが発表されています

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スマホでタッチ決済の費用

  • 決済手数料 一律 3.25%
  • カードリーダー不要
  • 月額費用無料
  • 振込手数料無料
  • SquarePOSレジアプリ無料

専用の決済端末の購入の必要がなく、月額費用もかかりません。

また、キャッシュレス決済分の売上金が振り込まれる際の、振込手数料も無料です。

対応するスマホがあれば、決済手数料の他に費用はかかりません。

(なお、タッチ決済ではなく、クレジットカード番号を手入力で決済した場合の決済手数料は、3.75%です。)

ただ、すべてのスマホが「スマホでタッチ決済」に対応しているわけではありません。

 

「スマホでタッチ決済」対応端末

「スマホでタッチ決済」に対応しているスマートフォンは次の通りです。

スマホでタッチ決済対応端末

  • iPhone・・・最新のiOSを搭載したiPhone XS以上
  • Android・・・Android 9以上を搭載し、NFC機能が付いているほとんどの端末

Androidについては「ほとんどの」という表現になっており、なかには使えない機種もあるので、Squareの公式サイトの互換性検索ページで、自分の持っているスマホが対応機種かどうか確認するのがオススメです。

Square対応機種調べそこまで古くないスマホでも、中には対応していない機種もあるので、一度確認してみることをおすすめします。

ちなみに、私が使っているスマホ、Rakuten Hand 5Gは2022年の発売モデルですが、対応していませんでした。

Rakuten Hand 5Gスマホでタッチ決済は非対応

対応外だとこのようなメッセージが表示されます。

私が店舗で決済用に使っているタブレット(LAVIE Tab E)は、上記スマホより古いのですが、問題なく利用できています。

Squareの公式サイトのサポートページで対応機種が確認できます。

 

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Squareの入金サイクル

Squareの売上金の入金は、早ければ翌営業日に入金されます。

  • 三井住友銀行orみずほ銀行・・・翌営業日
  • その他・・・週1回

三井住友銀行や、みずほ銀行であれば、決済日の翌営業日に入金され、その他の金融機関を振込口座に指定した場合は、週1回(水曜日締め、同じ週の金曜日に振込)振込されます。

 

Squareのレシート発行は?

「スマホでタッチ決済」の決済を行うと、SquarePOSレジアプリ経由で、ショートメールやEメールで、電子レシートを顧客に送信できます。

紙のレシートを発行する場合は、別途、Square対応のレシートプリンターの購入が必要です。

Squareの公式サイト内のオンラインショップから、対応プリンターが購入できます。

ただ、レシートプリンターの購入は必須ではなく、専用のプリンターなしでSquareを利用している店舗も少なくありません。

レシートプリンター買っていない店舗の対処法
レシートプリンターがない店舗の対処法~紙の控えが欲しいと言われたら

続きを見る

 

「スマホでタッチ決済」・Tap to Payの評判

スマホでタッチ決済・Tap To Payは、試用プログラムとして実際に利用した事業者が複数あり、Squareの公式サイトに感想が寄せられているので引用します。

これまでSquareで決済をする際は、Square リーダーとスマートフォン2点を持ち歩かなければならなかったのですが、Tap to Pay on Androidの登場で、スマートフォン1台でカード決済が解決でき、身軽でありたい車夫やスタッフにとってとても良いと思います。

スピードが早く、お客さまをお待たせすることがない点がとてもありがたいです

 

 

これまで現金のほかQRコードでの決済に対応してきましたが、イベントに参加すると観光客の方から『クレジットカードに対応していないのか』と聞かれることが多くありました。

SquareのTap to Pay on Androidは初めて使った私でも操作が簡単で、カード決済のスピードが早く、驚きました。

イベントや決済するスペースが狭い場所への出店にとても便利だと思います

 

スマホでタッチ決済の使い方・始め方

スマホでタッチ決済の始め方や使い方は、こちらの記事で解説しています。

Squareタッチ決済
Squareの「スマホでタッチ決済」(Tap To Pay) 使い方・始め方【画像つき】

続きを見る

 

まとめ

Squareは、小規模店舗を経営している個人事業主や、サークル、ハンドメイド作家や個人サロンでも、加盟店審査に通過しやすい傾向があります。

「スマホでタッチ決済」は、対応のスマートフォンがあればOKなので、これまで費用が気になってキャシュレス決済の導入をためらっていた方も、試しに導入してみやすいサービスです。

対応端末は、最新のiOSを搭載したiPhone XS以上のiPhone、もしくは、NFCチップ搭載のAndroid 9以上のAndroid端末のほとんどです。

Squareの公式サイトで、対応機種か確認できます。

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