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Tap To Payは、Android端末にかざすだけ!カードリーダー不要でキャッシュレス決済が導入できる
Squareは、カードリーダー等他の機器は不要で、Android端末の背面に、タッチ決済対応のカードをかざしてタッチするだけで決済できる「Tap to Pay on Android(タップ・トゥ・ペイ・オン・アンドロイド)」を、2023年9月6日にリリースしました。
クレジットカードを読み取るカードリーダーがなくても、対応機種のAndroid端末があれば、タッチ決済対応のクレジットカードやでビットカード、Apple Payなどのスマホ決済を受け付け可能です。
Androidスマホに無料のSquarePOSレジアプリをインストールすれば、他の端末は不要。
小規模店舗の個人事業主や、イベントに参加するサークルなどでも、手軽に費用をかけずにキャッシュレス決済が導入できます。
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タッチ決済とは
タッチ決済とは、クレジットカードの磁気テープやICチップを読み取るのではなく、カードをかざしてタッチするだけで支払いができる非接触型の決済方法のことです。「コンタクトレス決済」とも呼ばれています。
タッチ決済対応のクレジットカードやデビットカード、NFCを搭載したスマホなどを読取機器にかざしてタッチするだけで支払いが完了します。
タッチ決済対応カードには、タッチ決済対応マークがついています。
←タッチ決済対応カードは、このマークがついています
このマークがついているカードはタッチ決済対応で、読み取り部分にカードをかざして決済することができます。
SquareのTapToPayでは、決済受け付け用のスマートフォンの背面に、カードやスマートフォンをタッチして決済します。
注意点としては、最近はタッチ決済の機能がついているカードが増えていますが、タッチ決済機能が普及する前に発行されたカードは、タッチ決済ができません。
私が店舗のレジ業務でお客様のクレジットカードを見ている感覚では、9割程度はタッチ決済対応のカードです。
しかし、まだタッチ決済対応に切り替わっていないカードも、少数ですが流通しています。
タッチ決済はとにかく決済処理が速い
タッチ決済は、とにかく処理スピードが速いです。
Tap to Pay on Androidでタッチ決済を行う場合、1回あたりの決済金額が15,000円未満であれば、サインや暗証番号は不要なので、支払いがスムーズになります。
決済限度額について
Tap to Pay on Androidの取引ごとの決済限度額は、サインが不要なタッチ決済式カードの場合は¥15,000、Apple Payなどのモバイルウォレットの場合は¥9,999,999です。
カードリーダーにセットしたり、暗証番号を入力したり、本人確認のサインをしたりといった手間がなく、かざしてタッチするだけでOKと、操作自体もシンプルで、時間がかかりません。
また、ピピっと読み取ってから、決済完了になるまでの決済処理スピードも、SquareのTap To Payは、とても速いです。
レジの混雑を避けたいお店や、イベントの物販などに最適です。
Tap to Payで決済できる決済の種類
Tap To Payは、Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discoverブランドのタッチ決済に対応しています。
Squareは導入にかかる日数も早いのが特徴で、新規でSquareに申込した場合、早ければ当日中に加盟店審査の通過のお知らせがメールで届きます。
無料のSquarePOSレジをAndroid端末にインストールして、かんたんな設定を行えば、審査通過後すぐに決済の受付が可能です。
また、PayPayの加盟店審査をSquare経由で完了すれば、Tap to Payだけではなく、AndroidスマートフォンをPayPayの決済で受付することもできます(PayPayはSquarePOSレジに表示されるQRコードを、お客様が読み取るユーザースキャン方式です)。
また、Apple Payやその他モバイルウォレットに登録されたクレジットカードは決済可能ですが、電子マネーは決済できません。
電子マネー決済には対応していません
SquareのTap to Pay on Androidは、今のところ、電子マネー(交通系ICカード、iD、QUICPay)は受付できません。
今後、アップデートで対応可能になるかもしれませんが、現在のところは、非対応です。
電子マネーや、タッチ決済機能がないクレジットカードにも対応したい場合は、「Squareリーダー」などの決済端末が必要です。
Squareの決済端末
Squareリーダー
税込7,980円 →4,980円
→【10/3まで期間限定:3,980円(税込)】※1,000円OFF
スマホやタブレットと連動して使うコンパクトなカードリーダー。Android・i-OS対応。
ショートメールやEメールで電子レシートが送信できる。紙のレシートの発行には別途プリンターが必要。
Wi-Fiまたは4G/LTEで利用可(フリーWi-Fi不可)。
Squareターミナル
税込
46,980円→39,980円
これ一台でカード読取・POS機能・レシート印刷が可能。
スマホやタブレット・プリンタ不要。オールインワンのマルチ決済端末。
Wi-Fiの通信環境が必要(フリーWi-Fiは不可、専用ハブと接続すれば有線LANとの接続は可能)。LTE・4Gなどは使えないがスマホ等からのテザリングは可能。
Square スタンド
税込29,980円
→【10/3まで期間限定:23,900円(税込)】※6,080円OFF
カードリーダー内蔵のi-Padスタンド。
回転式で、お客様による暗証番号入力やカード操作も可能(iPadはついていません)。
紙のレシート発行には別途プリンタが必要。
Wi-Fiまたは4G/LTEで利用可(フリーWi-Fi不可)。
決済端末不要、Android端末1台で決済可能「Tap To Pay」登場!
詳しくはこちら→Squareの「Tap To Pay」解説記事
\ 公式サイトで詳しく見る /
Squareリーダーの評判・解説はこちらの記事をご覧ください。
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Square(スクエア) 評判 良い?悪い?実際に使った口コミ・感想まとめ【カード決済導入】
\ Square公式サイトはコチラ / Square クレジットカード決済サービスの中でも、”他社に比べ、スピーディーに導入できて、入金も早い”と評価が高いのがSquare(スクエア)で ...
続きを見る
Tap To Payの決済手数料は3.25%
SquareのTap to Pay は、決済手数料は3.25%です。
- カードリーダー不要
- 月額費用無料
- 振込手数料無料
- SquarePOSレジアプリ無料
専用の決済端末の購入の必要がなく、月額費用もかかりません。
また、Tap to Payでキャッシュレス決済をした売上金が振り込まれる際の、振込手数料も無料です。
対応するAndroid端末があれば、決済手数料の他に費用はかかりません。
Tap to Payの入金サイクル
SquareのTap to Payの売上金の入金は、早ければ翌営業日に入金されます。
- 三井住友銀行orみずほ銀行・・・翌営業日
- その他・・・週1回(水曜日締め、同じ週の金曜日に振込)
三井住友銀行や、みずほ銀行であれば、決済日の翌営業日に入金され、その他の金融機関を振込口座に指定した場合は、週1回振込されます。
Tap to Payの評判
Tap To Payは、リリースされたばかりですが、本稼働前に、試用プログラムとして実際に利用した事業者が複数あり、Squareの公式サイトに感想が寄せられていたので引用します。
これまでSquareで決済をする際は、Square リーダーとスマートフォン2点を持ち歩かなければならなかったのですが、Tap to Pay on Androidの登場で、スマートフォン1台でカード決済が解決でき、身軽でありたい車夫やスタッフにとってとても良いと思います。
スピードが早く、お客さまをお待たせすることがない点がとてもありがたいです
これまで現金のほかQRコードでの決済に対応してきましたが、イベントに参加すると観光客の方から『クレジットカードに対応していないのか』と聞かれることが多くありました。
SquareのTap to Pay on Androidは初めて使った私でも操作が簡単で、カード決済のスピードが早く、驚きました。
イベントや決済するスペースが狭い場所への出店にとても便利だと思います
まとめ
Squareは、小規模店舗を経営している個人事業主や、サークル、ハンドメイド作家や個人サロンでも、加盟店審査に通過しやすい傾向があります。
Tap To Payは、対応のAndroid端末があればOKなので、これまで費用が気になってキャシュレス決済の導入をためらっていた方も、試しに導入してみやすいサービスです。
対応Android端末は、NFCチップ搭載のAndroid 9以上です。
Squareの公式サイトでは、お手持ちのAndroidがTap To Payに対応しているか確認できます。
\ 公式サイトで対応端末を確認 /