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PayPay(ペイペイ) 店側の導入デメリットは手数料?費用はいくらかかる?

PayPayは、ソフトバンクとヤフーの合弁会社が運営するキャッシュレス決済サービス。

還元率の高い販促が多く、順調に利用者数を伸ばし、「PayPay」の登録ユーザーは、6,400万人を突破(2024年6月時点)し、右肩上がりを継続中です。

他社のQRコード決済と比べても、ダントツの利用者数です。

2024年3月に実施したQRコード決済の利用に関する調査
出典:MMD研究所|QRコード決済のシェアは「PayPay」、総合満足度は…

 

PayPayは、加盟店側での機器の購入が不要で、QRコードを掲示するだけで導入できるため、初期費用がかかりません。

決済手数料もクレジットカードよりも割安なこともあり、はじめてのキャッシュレス決済の導入にPayPayが選択肢にあがる例も多くなってきている印象です。

過去にPayPay経由でクレジットカードが不正に使われたとのニュースもありましたが、現在はセキュリティが強化され、悪意ある者による不正取引が行われた場合でも、原則、加盟店に取引金額の全額を入金する補償制度も用意されています。

このページでは、PayPayの手数料や費用・サービス内容・PayPay導入の店舗側のデメリットについて解説します。

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PayPayの仕組み・使い方は?

クレジットカードの場合は、カードリーダーでクレジットカードを読み取りますが、PayPayは、QRコードを読取って決済します。

PayPayの決済方法は二通りあります。

PayPay決済方法

QRコードスキャン

  • ユーザースキャン(客が店舗のQRコードをスキャン)
  • ストアスキャン(店が客のスマホアプリのバーコードをスキャン)

ユーザースキャンかストアスキャンかで、機器の要・不要の違いがあったり、決済手数料も変わってきます。

 

【客がスキャンするユーザースキャン】店はQRコード掲示だけでOK

paypayユーザースキャン方式

ユーザースキャン方式の場合、店舗は、QRコードをレジ横などに掲示しておいておけばOKです。

店側はスマホやタブレットなどの機器を用意しなくてもOKです(売上管理はスマホやパソコンでWEBサイトにアクセスする必要があります)。

ユーザースキャンの流れ

お客様
  1. PayPayアプリでお店のQRコードをスキャン
  2. 決済金額を手入力
  3. 客のスマホ画面を提示してもらい金額を確認
  4. 「支払う」ボタンを押す
店舗スタッフ
  1. 客のスマホ画面の決済完了画面を確認
  2. 売上管理画面(PayPay for Busines)で取引完了を確認

ユーザースキャンは、店舗はQRコードの掲示だけで機器を用意しなくても導入できるので、初期費用はかかりません。

お客さんは、あらかじめ、スマホにPayPayのアプリをインストールし、クレジットカードや銀行口座の情報をアプリに登録しておく必要があります。アプリを通して、クレジットカード決済や銀行引落で決済が行われる仕組みです。

 

ユーザースキャンは決済手数料が安い

PayPayでお客さんが支払をすると、その額に応じた決済手数料がかかります。

PayPayと直接契約した場合、契約プランによって決済手数料は異なり、無料プランは1.98%、有料プランは1.60%です。

ユーザースキャンのプラン決済手数料
PayPayマイストア ライトプラン(有料プラン)1.60%(税抜)
PayPayマイストア制限プラン(無料プラン)1.98%(税抜)

一方、店側がスキャンするストアスキャンは、決済代行会社経由で契約となり、決済手数料が3%程度になることがほとんどです。

 

ユーザースキャンの入金サイクルと振込手数料

PayPayと直接契約のユーザースキャンの場合の入金サイクルは、

  • 月1回 振込手数料無料(月末締め最短翌日入金)

PayPay銀行は翌日入金、その他の金融機関は翌々営業日入金です。

このタイミング以外で売上金の入金が必要な場合は、「早期振込サービス」(有料)が利用できます。

・早期振込サービス(都度):すぐに入金が必要な方
・早期振込サービス(自動):店が設定した金額を超えた時に自動で入金

自動振込の設定金額は、1円もしくは、1万円〜10万円(1万円単位)まで指定できます。

 

早期振込サービス利用の場合は、次の振込手数料がかかります。

金融機関都度振込利用料振込手数料
PayPay銀行0.38%20円
その他金融機関200円

 

PayPay銀行とは?

PayPay銀行(旧 ジャパンネット銀行)は、インターネットバンキングで、セブン銀行やローソン銀行、ゆうちょ銀行などの提携ATMを使って入出金ができます。

提携ATM入出金手数料

 3万未満3万以上
月1回まで無料無料
月2回目以降

165円 or 330円 
(提携ATMによる)

無料

公式サイトはこちら→paypay銀行

 

【店がスキャンするストアスキャン】スマホorタブレットや決済端末が必要

ストアスキャン方式は、店側がお客さんのバーコードを読み取って決済をします。

この場合、バーコードを読み取るための端末が必要で、PayPayと直接契約するのではなく、「Square」「スマレジ・PAYGATE「AirペイQR」stera pack 」などのキャッシュレス決済サービス経由でPayPayを導入すると利用できます。

各社指定の決済端末をスマホやタブレットと接続してバーコードを読み取ったり、単体で使えるオールインワンの決済端末を使ってバーコードを読み取って決済をします。

スマホorタブレットを決済端末と接続して決済
Squarerリーダー
SquarePayPay
AirペイQR 
AirペイQRはAlipay、WeChat Payをはじめ国内サービスのLINE Pay、d払い対応

 

オールインワンの決済端末で決済
Squareターミナル 
Square Terminal
PayCAS Mobile 
ペイキャスモバイル
スマレジPAYGATE 
スマレジPAYGATEイメージ
stera pack 
stera terminal

これらのキャッシュレス決済サービスは、PayPayだけでなく、クレジットカードや他のQRコード決済も同時に導入できます。

オールインワンの決済端末は、レシートプリンターが内蔵されていて、これ1台で決済が完結するので他の機器との相性を気にすることなく、使い勝手がよいメリットがあります。

一方、スマホやタブレットと接続して使うタイプの決済端末は、比較的安価で、対応している手持ちのスマホやタブレットがあれば、費用を抑えて導入できます。

補足情報

PayPay経由で、クレジットカード決済やQRコード決済をまとめて導入できるPayCAS Mobileというオールインワン端末のサービスに申込をすると、特別プランの場合は端末代が0円になります。

PayPayとPayCAS Mobile比較表

\ 公式サイトで詳しく見る /

ペイキャスモバイル
【ペイキャスモバイル 口コミ・評判】PayPay経由がおすすめPayCAS Mobile

続きを見る

 

PayPay(ペイペイ)店側のデメリット

決済手数料がかかるデメリット

PayPayとの直接契約が決済手数料は一番安く、無料プランは1.98%で、有料プランは1.60%です。

これはクレジットカード決済に比べるとかなり安いですが、当然、現金払いよりも利益が減ってしまいます。

決済手数料がかかるのが一番のデメリットと言えるかもしれません。

ただ、PayPay加盟店になると、PayPayアプリ上に店舗が表示され、PayPayユーザーにお店を見つけてもらいやすくなるなど、集客効果が期待できる側面もあります。

チラシを作ったり配布する手間や費用に比べて、導入するだけでいくらかの販促効果が得られるとすれば、広告宣伝費としてはコスパは悪くないという考え方もできます。

 

マイストアライトプランのデメリットは?決済額52万が分岐ライン

PayPayには、月額利用料が有料のプランと無料のプランがあります。

有料のPayPayマイストア ライトプランに加入すると、月額費用が1,980円/店舗かかりますが、その分決済手数料が安く1.60%です。

プラン未加入の場合、月額費用は0円ですが、決済手数料は1.98%です。

ライトプランに加入すべきかどうかは、売上の規模によります。

月の決済50万の場合

ライトプランの費用=50万x1.60%+1,980円=9,980円

未加入の場合の費用=50万x1.98%+0円=9,900円

この計算でいくと、月のPayPayの決済額が50万くらいまでは、マイストア ライトプランに加入しない方が費用が安くすみます。

厳密に言うと、52,1052円でどちらのプランも同じ費用となり、それ以上なら、マイストアライトプランに加入した方が費用が安くなります。

ライトプランは、PayPayクーポンやPayPayスタンプカードといった集客サービスが利用できるメリットもあるので、費用の他に販促面も考慮に入れてプランを選ぶといいでしょう。

 

コード決済の読み取りが手間なデメリット

ユーザースキャン方式の場合、客側がQRコードを読み取って金額入力を行います。

お客さんによってはマイペースで操作する方もいるので、意外に時間がかかってしまう場合もあります。

また、初めて利用する人や、まだ慣れていない人もいるため、店舗側がPayPayの使い方を説明しながら決済するというケースも実際にあり、そうなると少しばかり手間も時間もかかります。

 

金額を間違った時の対応が面倒?

万が一、金額を間違って決済してしまった場合、払い戻し処理が面倒そうだなぁと思っていませんか?

実際は、PayPayは返金処理が簡単にできるのでそこまで面倒ではありません。

現金に比べると手間が増えると感じてしまうかもしれませんが、PayPayは、全額返金一部返金ができるので、意外と簡単に返金処理ができます。

 

取引失敗・支払失敗・決済エラー時の対応が必要

PayPayで手順通りに決済したはずなのに、お客様のスマホに「支払失敗」と出たり、売上管理画面PayPay for Businessの取引ステータスに「取引失敗」と出ることがにあります。

お客様のPayPay残高不足や、クレジットカード会社の承認がおりないなど、原因はいくつかあります。

支払失敗した場合は、再度決済のやり直しが必要なので、決済後は取引ステータスの確認を必ず行いましょう。

顧客のアプリでは支払い完了となっていても、店側がPayPay for Businessでは取引失敗になっているケースもまれにあります。

顧客の支払情報が店側に正しく届いておらず、支払ができていない状況なので、再度決済が必要です。

このようなケースでは、お客様のPayPayアプリ上でいったん支払完了となっていても、24時間以内に取消・返金が行われるので、ダブって支払が行われることはありません。

 

帳簿づけが面倒なデメリット

キャッシュレス決済の場合、帳簿づけが少し複雑になります。

売上があった日に売掛金を仕訳計上して、入金があった際に手数料と売掛金入金の仕訳計上を行います。

現金払いであれば一度の仕訳でいいですが、PayPayだと、売上と入金の2度の仕訳が必要です。

すでにクレジットカード決済を導入している店舗であれば、こういった仕訳には慣れているので問題ないと思いますが、初めてキャッシュレス決済を導入する場合は、負担に感じるかもしれません。

 

PayPayの店側のメリットは?

以上のようなデメリットはありますが、導入店舗数は年々増えています。

デメリットを上回るメリットがあるからこそですが、おもに集客面でのメリットや、低コストで利用できるメリットがあります。

 

送客効果が期待できるメリット

PayPayは、ユーザーに向けた「利用額の〇〇%還元」といったキャンペーンが多く、PayPay加盟店になった場合は、対象店舗として送客効果が期待できます。

ユーザー向けのお得なキャンペーンは定期的に施策されており、これからもユーザー数の伸びが見込まれます。

ユーザー向けキャンペーン

全国自治体でも、PayPay利用のユーザーに、最大20~30%還元するキャンペーンを開催中です!

PayPayは、全国54以上の地方自治体と共同で「あなたのまちを応援プロジェクト」を実施。参加自治体は、今後も増えていく見込みです。

自治体ごとにキャンペーン内容は異なります。

→キャンペーン詳細はこちら

また、費用面でも、負担が少なく導入できるメリットがあります。

 

費用をかけずに導入できるメリット

PayPayは、ユーザースキャンであれば、店舗は専用の決済端末が不要です。

無料のプランを選択すれば、初期費用も月額費用もかからず、必要なのは決済手数料のみで、その決済手数料も低めに設定されています。

クレジットカードの決済手数料と比べると、クレジットカードは安くても3%程度ですが、PayPayは1%台で、かなり安い決済手数料と言えます。

(PayPayの決済手数料は、2021年9月30日までの期間限定で無料でしたが、無料期間は終了しました)

 

PayPayマイストア ライトプラン(有料プラン)の集客面のメリット

PayPayマイストア ライトプランは、PayPayクーポンPayPayスタンプカードなどの集客サービスが利用できる有料プランです。

PayPayマイストア ライトプランの費用

  • 初期費用1,980円(税別)
  • 月額1,980円/店舗(税別)

PayPayアプリ上で配信可能な「PayPayクーポン」が発行でき、スタンプカードも利用できます。

なお、マイストアライトプランは、初期費用が1,980円/加盟店ですが、「PayPayマイストア」トライアルキャンペーン中につき、初期費用無料となり、加入月と翌月の月額費用も0円となっています(3ヶ月目から課金)。

 

paypayクーポン 加盟店のデメリット

PayPayアプリ上で配信されるPayPayクーポンは、店独自のクーポンの発行が可能で、配信対象を設定したり、利用状況の分析ができたりと、効率的な集客が可能です。

しかし、PayPayクーポンが利用されると、 1回の取引ごとに3% のクーポン利用料がかかります。また、別途、ユーザーのPayPayクーポン利用で付与するPayPayボーナスの原資負担が0.5%程度あります。

要は、決済手数料の他に3.5%程度負担が増えることになります。

販促費としては安いですが、クーポンの内容を考えてうまく使わないと、採算が合わない事態になるかもしれないので注意が必要です。

 

アリペイも同時に導入できるメリット

PayPayでは、中国人観光客が日常的に使っているQRコード決済Alipay(アリペイ)や、アジア系のQRコード決済アリペイコネクトサービスも決済でき、決済手数料は1.98%です。

中国人観光客が多いエリア店なら、中国人向けのキャッシュレス決済の導入は必須と言えます。

中国はキャッシュレス化が進んでおり、キャッシュレスで支払ができる店はそれだけで強みになります。

 

PayPayマイストアを使ってユーザーにアピールできる

PayPayの加盟店になると、PayPayマイストアを使って、PayPayユーザーに情報発信ができます。

PayPayマイストアの利用は無料プランでも利用可能です。

PayPayアプリは、ユーザーが「近くのお店」を選ぶと、PayPay加盟店が表示されますが、PayPayマイストアでストアページを作っておけば、MAPアイコンのタップで、その店舗が作成したストアページが表示され、店舗情報やクーポンをチェックできるようになっています。

「近くでPayPayが使えるお店ってどこかな?」と調べたユーザーの目にとまりやすくなります。

PayPayの加盟店になったら、宣伝のためにストアページを作っておくことをおすすめします。

 

PayPay導入にお得なキャンペーン実施中

ユーザースキャンのキャンペーン

PayPayマイストア ライトプラン トライアルキャンペーン

現在「PayPayマイストア ライトプラン」のトライアルキャンペーンを実施しており、通常1,980円(税別)の初期費用と、1カ月当たり1,980円(1店舗あたり、税別)の月額利用料最大2カ月分が無料になります。

このキャンペーンの終了日は未定です。

日本では、一般的なキャシュレス決済は、現状、安くても3%以上の決済手数料がかかるのが普通ですので、かなり安い決済手数料と言えます。

 

ストアスキャンのキャンペーン

ストアスキャンができる決済サービスのキャンペーンも各社で行われています。

「PayCAS Mobile」や「スマレジ・PAYGATEstera pack 」では、端末代金が無料になるキャンペーンやプランがあります。

ただ、各社、契約期間にしばりがあり、契約満期にならない内の解約は違約金がかかります。

(キャンペーンはしていないですが、Squareリーダーは、契約期間のしばりがなく、端末も格安なので、費用をかけたくない方も導入しやすいです。)

 

PayPayの導入のスピードは?

PayPayの加盟店になるには、審査を通過しなければなりません。

審査に1週間ほどかかり、審査に通れば、運用ツールが入ったキットが送られてきます。

スピーディーに導入できたという口コミもあります。

PayPayの申し込みはこちらかどうぞ。

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