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昔と違う?クレジットカード決済のメリットとデメリット
ホテルや旅館などの宿泊施設は、クレジットカード決済に対応しているところも多いですが、「カード決済の導入はあまりメリットが感じられず、積極的になれない」と導入に至っていないケースもあります。
クレジットカードの決済手数料や導入費用などは、以前より費用をかけなくても導入できるようになっています。
このページでは、キャッシュレス決済の現状と、宿泊施設におすすめのクレジットカード決済について解説します。
クレジットカード導入のデメリットは決済手数料や導入費用
クレジットカード決済の導入をためらってしまうデメリットとして、
- 決済手数料を払って損をしたくない
- 導入にかかる費用や手間に見合ったメリットを感じられない
- カード決済端末の使い方が難しそう
- カード決済で何かトラブルが起こるのが嫌
手数料や費用、手間を考えると、利用者からの要望が高いと分かっていても、これまで通りの現金払いで様子見してしまう気持ちも分かります。
そこで、現状のクレジットカード決済にかかる手数料や導入費用、そしてメリット・デメリットについて解説します。
初期費用や決済手数料は以前ほどかからない
クレジットカード決済の決済手数料は、一昔前までは、5%程度が平均的でした。
しかし、最近は、3%程度の決済手数料で使えるクレジットカード決済サービスが主流になりつつあります。
また、最近は、クレジットカード決済を導入することで、以前よりも大きなメリットを得ることができる状況です。
これまで導入に尻込みしていた人も、前向きに検討してみることをおすすめします。
カード決済をアピールすれば集客力もアップする
クレジットカードを導入することの店側のメリットと言えば、
- 顧客単価が増える
- 顧客数が増える
- レジ締め作業が軽減する
- コロナ対策ができる
などがあります。
客としては、高額になりやすい宿泊料金は、カード会社のポイントもためやすいので、できればカード決済したい。
旅先で現金を多く持ち歩かなくてすむので、クレジットカードが使える宿の方が都合がよい。
実際に、クレジットカードを導入して、売上がアップしたという話は少なくありません。
また、コロナ対策として、キャッシュレス決済を利用する人が増えています。
株式会社マネーフォワードが行った「コロナ禍の家計実態調査」では、約6割が「キャッシュレス決済を利用する機会が以前よりも増えた」と回答しています。
64%が、コロナ禍で「キャッシュレス決済を利用する機会が、以前よりも増えた」と回答しました。その理由として、49%が「レジでの支払いを素早く済ませ、接触時間を短縮させるため」、18%が「現金に触れることによる新型コロナ感染を防ぐため」と、コロナ感染予防を目的に利用されていることが分かりました。
ホームページに「クレジットカード利用可」と書いただけで、それまでより売上が上がったという実例もあります。
宿泊先を選ぶ時に、カード払いできるかどうかは、しっかりチェックされています。
予約時にカード決済してもらえばドタキャン・ノーショウ対策もできる
また、集客のメリット以外にも、予約時にクレジットカードでオンライン決済できるものを選んで導入すれば、ノーショウ(無断キャンセル)対策にもなります。
オンライン決済ができる決済業者を選ぶのがおすすめです。
オンライン決済でノーショウ対策もできるSquare(スクエア)
Squareは、手持ちのスマホやタブレットを使って、カード決済が導入できるモバイル決済の代表格です。
無料のPOSレジアプリをインストールしたタブレットやスマートフォンに、小さなカードリーダーを接続して使います。
こういった仕組みのモバイル決済は他にもありますが、その中でもSquareは使いやすさに定評があります。
POSレジアプリもシンプルで、操作も簡単です。
規模の小さい個人事業主でも審査が通りやすく、カードーリーダーが実質無料になるキャンペーンを実施していることも多いので、必ず公式サイトで最新のキャンペーン情報を確認してから申込してください。
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当サイトの各社キャンペーン比較記事はこちら
最新【2024年11月】決済端末・カードリーダー無料・キャンペーン比較
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Squareの基本情報
入金サイクル | 【三井住友銀行orみずほ銀行】翌営業日 【その他の銀行】週1回 |
振込手数料 | 無料 |
対応決済 | クレジットカード主要ブランド・国内主要電子マネー |
初期費用 | カードリーダー費用のみ |
月額費用 | 無料 |
Squareの決済端末
Squareリーダー 税込4,980円 スマホやタブレットと連動して使うコンパクトなカードリーダー。Android・i-OS対応。 | Squareターミナル 税込39,980 これ一台でカード読取・POS機能・レシート印刷が可能。Wi-Fi環境が必要。 |
Square スタンド 税込29,980 カードリーダー内蔵のi-Padスタンド。お客様に向けて回転できる(iPadはついていません)。 | Squareレジスター 税込84,980 カードリーダー内蔵のPOSレジ。対面の2画面でお客様の操作もスムーズ。 |
決済端末不要、スマホだけでキャッシュレス導入できる!
詳しくはこちら→Squareの「スマホでタッチ決済」解説記事
\ 公式サイトで詳しく見る /
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Squareのインボイス(請求書)機能でノーショウ対策
Squareは、決済用のオンラインページURLをメール送信でき、予約者に前払いの依頼ができます。
(オンライン決済は、カードリーダーがなくても利用できます)
予約時に支払用のオンラインページからカード決済を済ませることで、ドタキャン・ノーショウのリスクを抑えることができます。
キャンセルがあった場合でも、キャンセル料をスムーズに決済できます。
お客様側も、あらかじめ支払を済ませておけるのは便利だと感じる方も少なくないようです。
送付する請求書も日本語と英語と選べるようになっているので、海外のお客様にも利用できます。
支払忘れを防ぐために、リマインダーが送れる機能もあって便利です。
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【STORES 決済】クレジットカードの他、WeChatPayなども決済できる
STORES 決済 は、Squareと同じく、スマホやタブレットを専用のカードリーダーに接続して決済するモバイル決済です。
STORES 決済 の特徴は、クレジットカードの他、交通系電子マネーや、中国人向けQRコードWeChatPayにも対応しています。
中国人集客に力を入れたい方におすすめです。
カードリーダーがタダでもらえるキャンペーンを実施していることが多いので、最新キャンペーン情報も確認してください。
STORES 決済 基本情報
入金サイクル | 振込依頼ごとの手動入金 or 月1回の自動入金 |
振込手数料 | 売上合計が10万円未満:200円 売上合計が10万円以上:無料 |
対応決済 | クレジットカード・電子マネー・WeChatPay (電子マネーはiPhone/iPadのみ利用可、Androidは不可) |
初期費用 | 不要(レシートプリンタは別途購入) |
月額費用 | 無料 |
STORES 請求書 は中国語・韓国語・タイ語にも対応!
STORES 決済 には、「STORES 請求書」という機能があり、Squareのインボイスと同じように、決済用のページを作ってお客様にメールで送信できます。
Squareは、日本語と英語に対応していますが、コイニーは、日本語・英語・中国語・韓国語・タイ語と多言語対応しています。
海外からのお客様が多い施設などには、とても便利ですね。
ただ、STORES 請求書 は、決済できるカードブランドが限られていて、VISAとMastercardしか使えません。
Squareインボイスは、6ブランドに対応しているので、この点は注意が必要です。
SquareとSTORES 請求書 は、機能的には似ていますが、売上金が入金される際の入金サイクルや振込手数料に違いがあるので、そこもチェックしておきましょう。
\STORES 決済 の詳細はこちら/
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