「PayCAS Mobile(ペイキャスモバイル)」は、クレジットカードや電子マネー、コード決済が1台で受付ができるマルチ決済端末です。
レシートプリンター内蔵&ソフトバンク回線つきで、ネット環境がない場所でも、持ち運んで使うことも可能です。
PayCAS Mobileに申し込む際は、PayPay経由で申込できる特別プランを利用すると、ペイキャスモバイルに直接単独で申し込むよりも、端末費用・月額費用・決済手数料が割引されるのでおすすめです。
特別セットプランの手数料や費用サービス内容や、実際に導入した店舗の口コミ・感想だけでなく、デメリットや注意点もしっかり解説します。
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目次
PayPayのペイキャスモバイル特別セットプランは手数料が安い
ペイキャスモバイルのマルチ端末が無料
PayPayとの同時申込で受付している特別プランは、通常価格78,800円(税別)のPayCASマルチ決済端末が無料になります。
ペイキャスモバイルは、PayPay経由でなくても直接申込することができますが、直接申込の場合、通常端末代金は78,800円かかります。
PayPayから申込をすると、端末代金が無料になるだけなく、月額費用も決済手数料も通常より安くなります。
クレジットカード決済手数料は2.8%~で、PayPayの決済手数料は2.8%です。
QR決済や交通系ICにも対応しています。
特別セットプランの手数料・費用詳細
(auPAY・d払い・メルペイ・楽天ペイ・J-CoinPayの決済手数料の税込価格は3.24%)
なお、特別セットプランは、すでにマルチ決済端末を導入済の加盟店の申込みは受付けていません。
各決済ブランドごとの審査のため、一部ブランドのみ導入不可となる場合もあります。
電子マネーはオプション契約で別途費用がかかる
ペイキャスモバイルは電子マネー決済にも対応していますが、オプション契約で費用が1台につき月額 1,020円(税別)かかります。
電子マネーの決済手数料
- 交通系IC・楽天Edy・nanaco・WAON・iD・・・ 2.95%(税別) / 3.24%(税込)
- QUICPay・・・3.24%(税別)
ペイキャスモバイルは、プリンタ内蔵のオールインワン
PayCASモバイルのマルチ決済端末は、片手に収まるサイズで、クレジットカードやコード決済、電子マネーにも対応可能な、1台で複数のキャッシュレス決済に対応しているマルチ決済端末です。
タッチパネルディスプレイに加え、ICカードリーダー・磁気カードリーダー・NFC/Felicaリーダー、さらにプリンターも搭載しており、決済からレシート印字まで端末1台で完結します。
通信はソフトバンク回線、Wi-Fiなしでも使える
SoftBank SIM対応の通信で、Wi-Fiがなくてもどこでも決済可能です。
ペイキャスモバイルの実際の利用シーン
ペイキャスモバイルの利用シーンはこちらの動画が参考になります。
入金サイクル・振込手数料
ペイキャスモバイルの入金サイクルは月2回です。
- 1回目 当月15日締め:当月末振込
- 2回目 当月末日締め:翌月15日振込
振込手数料は無料です。
ペイキャスモバイルの導入までどれくらいかかる?
申込みから、約1カ月で導入できます。
申込後、審査が2~3週間かかり、審査を通過すると、さらに2~3週間ほどして端末が発送されます。
ペイキャスモバイル 口コミ 評判 導入事例
ペイキャスモバイルを実際に導入した感想をご紹介します。
ペイキャスモバイルは2022年1月19日にリリースされた新しいサービスで、WEB上にもまだ口コミは多くありません。
公式サイトに掲載されている導入事例の中から、口コミ・評判をピックアップして紹介します。
キャッシュレス決済がスムーズになり、便利になったという口コミ
PayCAS Mobileを導入する前は、顧客がスキャンする形でQR決済をしていたスノボショップの口コミがありました。
それまでのユーザースキャンは、金額入力を顧客に任せるため、高額の決済だと顧客自身も店側も不安があり、ストアスキャンの決済ができるサービスの中からPayCAS Mobileを選んだとのこと。
PayCAS Mobile導入後は、QR決済もスムーズに行えるようになったようです。
やっぱり、こちらでお客さまのQRコードをピッと読み込む方式の方が、断然いいなと感じました。
これならお客さまに手間がかからず、金額を打ち間違える心配もない。さらにはPayCAS Mobile自体から、控えがすみやかに出てくるので、お客さまとしても安心感が高いと思います。
エラーで決済が行えないこともなくなりましたね。
おかげで、各社のQRコードのパネルが必要なくなり、ごっそり片付けることができました。
それと携帯電話会社によっては、店内でスマホの電波が不安定になることがあります。そんなときでもPayCAS Mobileはコードレスなので、電波状況の良い店外に端末を持ち出して決済する、なんてこともできます。
続けて、次のようにも述べています。
実は、PayCAS Mobileを導入する少し前にクレジットカードの決済端末の回線を、電話回線から光回線に切り替えたばかりでした。その決済端末だと決済手数料が少し安いこともあって並行して使おうと考えていたんです。
ところがいざPayCAS Mobileを使ってみると、すべてのキャッシュレス決済が一台で済む方が断然便利だと感じ、すぐにクレジットカードの決済端末は使わなくなりました。
一本化されたといえば、以前は会社ごとにバラバラだった入金に関しても、PayCAS Mobileを使うことで全ての決済ブランドの入金が一本化される形になりました。おかげで入金確認をまとめて行えるようになり、入金管理が楽になりました。
ちなみにPayPayに関しては、以前は月1回の入金だったのが、PayCAS Mobileに切り替えてからは月2回の入金サイクルになりました。とくに冬場は金額が大きくなることもあって、その点も非常にありがたいです。
レジの混雑が解消されたという美容院の口コミ
レジが混みあって顧客を待たせることがあった美容院の導入事例がありました。
PayCAS Mobile導入後は、会計スピードが早くなり、レジの混雑も緩和されたとのこと。
明確に感じたのが早さです。通信や機械の動作で待たされることがあまりなく、レシートが印字されるまでのスピードも早いため、会計オペレーションにかかる時間がだいぶ短縮されました。
体感値としては、以前はカードを読み込む込むところからレシートが出るまでに、トータル2~3分ほどかかっていました。
それがPayCAS Mobileでは、トータル1分くらいになりました。
当店では、現金での支払いよりキャッシュレス決済の件数が多く、多い日にはキャッシュレス決済だけで1日20~30件にのぼります。
1件につき1~2分早くなるというのは、とても大きいですね。導入後は、会計待ちの渋滞も起こりにくくなりました。
操作が簡単で年配の従業員でも使いこなせるという口コミ
以前は、スマホでBluetooth接続するタイプのキャシュレス決済を導入したいたというタクシー会社の導入事例がありました。
以前使用していた決済端末は、Bluetooth接続などのやり方が年配の従業員には分かりづらく、キャシュレス決済の受付が十分にできていなかったようです。
PayCAS Mobileは、年配の従業員でも使いやすいとのこと。
はじめに、私からドライバーに端末の使い方を案内しました。
といっても、説明することはそれほど多くなく、1人につき5〜10分くらいで済みましたね。 その後しばらくは、「今度の端末は使いやすい」といった声をよく聞きました。
なんといっても端末自体にソフトバンクのSIMが入っていて、わざわざスマートフォンと接続する必要のない点が、みなさん楽だったのではないでしょうか。
あとは画面の設計もシンプルで見やすく、多くの人が画面の指示に従うだけで自然に使えていると思います。導入から半年弱が経った今では、操作方法を質問されることはほぼありません。 中には端末を使っていないドライバーも一部いるかもしれませんが、おそらくはほとんどの同僚が、問題なく使えていると思います。
初期設定の手間がなくてすぐに使えたという口コミ
必要な初期設定がほとんどないという評判もありました。携帯ショップで導入した事例です。
まず感じたのが、導入の簡便さです。
必要な初期設定がほとんどなく、また直感的に使える設計になっているので、とくにマニュアルなどを見ることなく5分ほどで実際の決済に使えるようになりました。
店舗スタッフからも、フルカラーで画面も大きくて使いやすいと好評です。
他にも、通信速度が速く、バッテリーも3日くらい持つ点がメリットと感じているようです。
PayCAS Mobile評判まとめ
PayCAS Mobileの評判を総括すると、
- 決済スピードが速い
- 操作が簡単
- 通信が安定している
という口コミが多かったです。
PayCAS Mobileのデメリット~解約手数料に注意
PayPay経由でペイキャスモバイルに申し込みした場合、4年以内にPayCASサービスを解約すると、端末代金(初期設定費用を含む)の解約違約金がかかります。
解約にかかる違約金の例は以下の通りです。
導入から解約までの期間 | 決済端末1台あたりの違約金額 |
13カ月以内 | 66,000円 |
25カ月以内 | 49,500円 |
37カ月以内 | 33,000円 |
49カ月以内 | 16,500円 |
なお、4年間は、端末の補償があります。
ペイキャスモバイルはストアスキャンに対応
PayPayの決済方法には、ユーザースキャンとストアスキャンがあります。
顧客のスマホ上のQRコードを店舗が読み取るストアスキャン方式と、スタンドPOPなどから店のQRコードを顧客がスマホで読み取るユーザースキャン方式の2通りの決済方法があります。
ペイキャスモバイルは、マルチ端末決済で顧客のQRコードを読み取るストアスキャンで決済できます。
ストアスキャンは、顧客の負担が少なく、金額間違いなどの防止にもつながります。
一方のユーザースキャンは、店舗側はQRコードを印刷して提示しておけばいいので便利ですが、セキュリティ面での問題が指摘されています。中国では印刷したQRコードがすり替えられ、第三者に送金されてしまうという詐欺事件が起きています。
PayPayだけ導入の場合との比較
※PayPayマイストアライトプラン(有料プラン)のトライアルキャンペーン実施中により、初期費用と加入した月とその翌月の月額利用料金は無料になります
PayPay単独導入はユーザースキャン
ペイキャスモバイルは導入せずにPayPayだけ申込した場合は、ユーザースキャンになります。
ユーザースキャンは、顧客がスマホで店舗のQRコードをスキャン、金額入力し、それを店舗がチェックして決済という流れです。
店舗側の負担は少ないですが、顧客に操作を任せるため、レジの流れが悪くなることもあり得ます。
PayPay単独導入の決済手数料
PayPayのみ申込した場合は、以下の決済手数料となります。
PayPayマイストア ライトプラン加入 | 1.60%(税別) |
無料プラン | 1.98%(税別) |
ペイキャスモバイルとPayPayがセットになった特別セットプランは、PayPayの決済手数料は2.80%です。
決済手数料だけで比較すると、PayPay単独導入の方が安くすみます。
入金サイクル・振込手数料
ペイキャスモバイルとPayPayの特別セットプランは、月2回の振込で振込手数料は無料です。
ペイキャスモバイルとPayPayの特別セットプラン | |
振込手数料 | 無料 |
入金サイクル | 月2回(当月15日締め当月末振込、当月末締め翌月15日振込) |
一方、PayPayだけ単独契約した場合は、基本的には、月1回手数料無料で入金されます。
追加入金が必要な場合は、早期振込サービスを利用すれば可能で、振込手数料が下記のとおり有料となります。
PayPay単独導入 | |
定期振込 | |
金融機関 | 振込手数料(税別) |
PayPay銀行 | 0円 |
その他 | |
入金サイクル | |
月1回 | 当月末締め 翌日入金 当月末締め 翌々営業日入金 |
早期振込サービス | |||
金融機関 | 都度振込利用料 | 振込手数料(税別) | 入金サイクル |
PayPay銀行 | 0.38% | 20円 | 翌日入金 |
その他 | 200円 | 翌々営業日入金 |
PayPayに直接申込で、早期振込サービスを使う場合は、振込口座をPayPay銀行にすれば振込手数料が安く、入金サイクルも早いのでオススメです。
PayPay銀行はネット銀行で、全国のコンビニなどのATMが利用できます。
詳しくはPayPay銀行の公式サイトでご確認ください
PayPayだけの申込についてはこちらの記事もどうぞ。
PayPay(ペイペイ)個人事業主が導入するデメリット解説
続きを見る
クレジットカード決済を導入したいなら特別セットがおすすめ
ペイキャスモバイルは、VISA・Masterの決済手数料が2.80%で割安です。
業界最安水準のクレジットカードの決済手数料でも、3.24%が多く、業界内でもかなり安い部類に入ります。
わずかな差のようにも思えますが、継続的にかかる費用が抑えられのは長期的にみると大きなメリットと言えます。
ただし、4年以内の解約は違約金がかかるので、ためしにキャッシュレス決済を導入してみたいという方は、PayPayだけの申込にしておいた方がいいでしょう。
クレジットカード決済のサービスは、比較的安価で始められて違約金がかからないSquareもおすすめです。
継続的にPayPayとあわせてクレジットカード決済も導入を検討しているなら、ペイキャスモバイルとの特別セットプランでPayPayに申込するとお得になります。
\ 申込はPayPay経由で /
PayCAS Mobileの口コミを集めています!
PayCAS Mobile使った感想をお書きください。随時口コミを掲載いたします。
率直な感想をお待ちしております。
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決済処理が早く使いやすいです。今のところ不具合はありません。
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